科目名: □日本中世美術史特殊研究
担当者: 錦織 亮介

対象学年 クラス[001]
講義室 開講学期
曜日・時限 単位区分
授業形態 単位数
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)12世紀後半から14世紀にかけての東アジア(中国大陸の宋時代・元時代、朝鮮半島の高麗時代・朝鮮王朝時代、日本列島の鎌倉時代)におけるさまざまな美術の様相と、日本中世期の美術の特色がどんなものであったか、彫刻や絵画の作品を中心に論ずる。東アジアという広い視点から日本中世美術を考察する。
講義内容・演習方法(講義企画)鎌倉時代に伝えられた禅宗は、宋・元の文化の移入を伴い、当然美術もそれに含まれていた。特に水墨画の移入は、日本絵画にとりその影響は極めて大きいものであった。禅宗と伴に、そして禅僧の手によってもたらされた水墨画は、禅林内にとどまらず、世俗の画壇にも広がり、その展開は中国とはまた違った特色を見せる。本学期は、禅宗の移入と初期水墨画の展開について学ぶ。
評価方法・評価基準平素の出席状況
履修の条件(受講上の注意)スライドを使用するのでよく見ておくこと。
教科書なし
参考文献『水墨美術大系』講談社
特記事項(その他)